ウイルス対策には換気が重要
政府は2度目の緊急事態宣言とともに、テレワーク7割推進へ協力要請を行うことになりました。
もちろん、業種や職種によって、テレワークが難しい事業者もありますが、中には85%のテレワークを実現した企業もあります。
それもこれも、すべて新型コロナウイルスの拡散防止策で、3密を防ぐことが最重要課題として挙げられています。
その中でも、新型コロナウイルス対策には、換気が非常に重要とされています。
飲食店などでは、新たな換気機器の導入に、助成金を補助する事も決められました。
換気により、ウイルスが入り込んだとしても、効果的に除去が可能ですが、条件によっては効果がみられない場合もあるといいます。
換気の目安
小学校の理科の時間でも学んだように、空気は温まると上へと上がり、逆に冷たい空気は下に停滞してしまいます。
うまく喚起を行うためには、空気の循環が必要不可欠で、効率よく空気を入れ替える為には効率的な換気が必要です。
メーカーの発表によれば、窓を開けて換気することにより、こもった空気を排出することが可能といいます。
換気の目安としては、1時間に5~10分程度と言われています。
ただし、部屋の広さや窓の大きさ、住人の数によってもその頻度は異なってきます。
空気やウイルスは、目に見えるものではありませんので、あくまでも目安と考え、頻繁に換気を行うことが大切です。
エアコンでは換気にならない
エアコンを1日中つけっ放しにし、窓は一切開けないといったご家庭もあるかと思います。
状況によっては、沿線のそばや高速道路があるなど、どうしても窓を開けられないことも考えられます。
しかし、実際にエアコンだけでは、換気することができないことをご存じでしょうか。
一般的なエアコンには、フイルタが付けられていますが、これは空中に舞っているほこりをキャッチするもので、ウイルス除去の効果はありません。
ただし、ウイルス除去仕様のエアコンであれば、ある程度の効果は期待できます。
このようなエアコンは、空気清浄機機能のあるエアコンで、最近では様々なメーカーで発売されるようになりました。
空気清浄機の有効性
一昔前までとは異なり、空気清浄機も性能が良くなり、高品質の空気清浄機が各メーカーで発売されるようになってきました。
最近では、イオン機能やストリーマ機能などもあり、浮遊ウイルス・付着ウイルスなど有害物質を抑制できるとありますが、はたして新型コロナウイルスにはどのくらい有効なのでしょうか。
空気清浄機の性能評価や効果訴求は、一般社団法人日本電機工業会の手により、明確に一定の規定に沿って開発されています。
現在のところ、浮遊ウイルスや付着ウイルスに関しては、99%力を可能とされていますが、新型コロナウイルスに関しては、今のところ情報は出ていないようです。
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