オーストラリアは留学先で人気

留学制度の趣旨は、民族や言語の壁を乗り越え、学生同士の交流を図る意味で行われている制度です。
学力向上はもちろんのこと、語学力の上達や他民族との触れ合い、スキル向上による進路の選択肢を広げるという意味において、留学制度の存在はなくてはならないものとなっています。

海外留学支援制度もあることから、以前より留学する学生がずいぶんと増えてきました。
そのような中で、日本人に人気のある国の一つがオーストラリアです。
オーストラリアは、比較的過ごしやすい気候で、英語圏ということもあって、国際言語である英語を習得しやすいというのが魅力の一つとなっています。

留学先の移動手段と基本的な交通マナー

オーストラリアに留学したら、まず最初に把握しておきたいことは、飲食の確保と移動手段となります。
公共交通機関の乗り物としては、タクシーやバスのほかにも、電車/フェリー/モノレールなどがあります。
通う学校が近ければ、自転車通学も視野に入れておきましょう。
車の免許をお持ちの方であれば、かなり小回りの利く移動手段となります。

州によっては、日本の免許証の英文訳とパスポートさえ持っていれば、オーストラリアでも運転を行うことができます。
日本と同じ、右ハンドルの左車線走行ですので、走行中は戸惑うことはないでしょう。
ただし、日本とは道路標識が異なりますので、十分注意して運転を行う必要があります。

バスや電車

最初に戸惑うのは、オーストラリアのバスの利用についてです。
日本とは異なり、車内アナウンスはありませんし、バス停の名前も付けられていません。
バス会社によっては、バス停に番号が割りふられていることもあり、最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてくれば便利な足となるでしょう。

電車については、車内アナウンスが行われています。
日本と比べると、決して治安は万全とは言えませんので、夜間の乗車は控えた方が無難です。
安全面を考慮して、乗客の多い車両や駅構内にある、Night Safe Area から車両へ乗るよう心掛けます。

タクシー

オーストラリアのタクシーは、比較的安全な乗り物といえます。
タクシーの利用方法としては、タクシースタンドを利用するか、電話で応対してもらいます。
というのも、場所によっては、流しのタクシーがなかなかつかまらないからです。
日本のタクシーとの違いは、自動開閉ではないこと、そして1人で乗る場合は後部座席ではなく、助手席に乗るのが一般的です。

ただし、女性の場合、助手席に一人で乗るのは、嫌といった方もいらっしゃいます。
もちろん、後部座席に乗るのも可能です。また、オーストラリアでは、相乗りも可能です。
ただし、割り勘とはならず、料金は普通に支払わなければなりません。