大学生の時オーストラリアに語学留学をしました。夫との出会いの記事でも少しふれたのですが、通関士になるために英語力は武器になると思ったからです。語学留学で英語を学ぶ目的は仕事に活かすためでもあったのですが、言語を学ぶと新しい世界も広がります。海外で実際に使われている活きた英語を学ぶのは日本で学ぶより実践的でした。外資系に勤めている今だから良かったなと思うのは、人とのコミュニケーション能力です。外国人とのコミュニケーションから価値観の多様性を理解しました。相手を理解しつつ、その状況に応じて課題を解決する力が自然と身についた気がします。自分を表現したり伝えたりする行動は、物事を上手く進めるためのポイントです。海外で生活をすると自発的な行動が身につき、新しいことに挑戦する時の行動力が向上しました。オーストラリア留学に行って自分に対する自信をつけられたと思います。

将来的に夫とオーストラリアへ移住を検討中

オーストラリアの文化や生活環境の良さには「移住したい」と思わされます。OEDC(経済協力開発機構)が報告している、仕事やプライベートの充実度を表す指標「ライフ・ワーク・バランス」に関してオーストラリアは2位と高い生活水準を誇っています。また、オーストラリアは世界でも有数の農業国で、オーガニック製品が充実。新鮮な野菜や果物を購入できるマーケットが多くの場所で開催されています。健康的な生活を続けるために最適な環境だと言えるでしょう。
オーストラリア留学で出会った夫も、外国好きです。夫はオーストラリアに限らず、海外の文化にふれることが楽しいのだとか。

ビザの取得について

お互い将来海外に住みたいと思っているので、オーストラリアの永住権を取得したいと考えています。しかし、オーストラアリア永住権は簡単に取得できません。「英語の能力証明」をしたり「オーストラリア技術職業リスト」に該当する技術者であったりしないと永住権を取得できないからです。オーストラリアの永住権には種類があるのですが、中でも「州地方ビザ」とうのがあります。人口の多い都市ではなく働き手の少ないところへ移住してもらう目的のものです。
州地方ビザを取得するには、正規雇用で2年間の就業と雇用主がスポンサーとして認可を受けている必要があります。州地方ビザは他のビザよりも早く発行される傾向があるらしく、発行条件の変わらないうちに夫婦で「州地方ビザ」をとりたいと思っています。