テレワークで運動不足に
一都三県に、再び緊急事態宣言がなされ、さらなる感染拡大が懸念される中、経済産業省の会見でテレワーク7割が推し進められています。
確かに、新型コロナウイルスの拡散防止には、人の移動を制限することが、最も有効な方法です。
早い企業では、この春先からリモートワークやテレワークに移行する会社も相次ぎましたが、そのような中で様々な問題もクローズアップされるようになりました。
その第一に挙げられるのが、テレワークによって家に閉じこもり、運動不足になってしまうといったデメリットです。
確かにテレワークは、会社に行かずに仕事ができますが、その半面で健康面が懸念されています。
運動不足と健康問題
運動不足と健康問題は、かなり密接な関係にあり、運動不足による弊害は直接身体に影響を与える事は医学的にもよく知られています。
運動不足によって、何が起こるかといえば、活動量の減少により、筋力低下や自給率低下によって活動能力も衰えてきます。
こうした問題は、加齢によるものだけではなく、運動不足による能力低下は新陳代謝を低下させ、免疫力も弱くなっていきます。
2013年当時の厚生労働省のデータでは、運動不足による死亡者数は、喫煙と高血圧に次ぐ第3位に挙げられることがわかりました。
つまり、運動不足になると、病気のリスクが高まることを意味しています。
まずはウォーキングから
いざ運動を始めようと思っていても、きつい/つらい/続かないと思ってしまい、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
しかし一方で、テレワーク中の方の96%は、運動不足を自覚しているそうです。
そんな方にお勧めなのは、まずはウオーキングから始めてみるのが一番です。
ウオーキングであれば、いきなり初めても、体にあまり負担をかけずに済むため、長続きしやすいとされています。
しかし、やみくもにただ歩いて行けば、どうしても飽きてしまうので目標を設定するとよいでしょう。
アドバイスとしては、一時間あるいは一万歩、または特定の場所や公園などに向うなどと目標設定しておきましょう。
苦手意識があったけど楽しくなった
運動が苦手、といった方は意外に多いものです。
しかし、運動後の充実感は、達成感となり、仕事面にも如実に表れてきます。
どうしても、テレワークの場合、家に引きこもりがちになってしまいますので、健康不足になることはもちろん、ポジティブな考えになりがちです。
運動することにより、充実感を味わうことができますので、身体の強化はもちろんのこと、精神面にも多大な影響を与えることは、医学的にも証明されていることです。
これまで、スポーツなど運動をやってこなかった人でも、体を動かし始めたら、心も身体も身軽になったといった方は意外と多いものです。
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