日本のワーケーションについて

海外に留学して現地の言葉や文化を学びたい、あちこち旅行もしてみたいけれど、経済的にそれほどゆとりがないという人たちの間で人気があるのが「ワーケーション」です。
ワーケーションというのは「ワーク(働く)」と「バケーション」の合成語で、海外では盛んに導入されています。
もともとワーケーションという言葉は2000年ごろにアメリカで使い始められた言葉で、日本ではワーケーションを導入している企業はまだまだ少ないのが現状です。

コロナ禍の影響によってリモートワークは増加していますが、仕事とバケーションを兼ねた職場を提供する企業は日本では多くありません。
日本でワーケーションが比較的多いエリアといえば沖縄ですので、沖縄を中心に案件を探してみるのもいいかもしれません。
リゾート地でワーケーションが体験できるツアーなども開催されており、仲間と交流したい人にもぴったりです。

アメリカのワーケーションについて

アメリカはリモートワークの働き方が日本よりもはるかに浸透していることもあり、ワーケーションで働ける環境が整っています。
アメリカのリゾート施設やホテルにはかなり以前からコピー機やFAXが置かれたビジネスセンターが設置されており、家族とバケーションに出かけた先で仕事を続けるといったスタイルが取られてきました。
ニューヨークやサンフランシスコなどのエリアはコワーキングスペースも随所に見受けられますので、バケーションを楽しみながら難なく仕事をすることができます。

ハワイなどもワーケーションの環境が整っており、サーフィンなどを楽しみながらリモートワークを行うことができます。
ワーケーションに最適の旅行先を探している人には、航空券も安いハワイが断然おすすめです。
ハワイの時差もリモートワークには理想的なので、タイムスケジュールで苦労することもありません。
ちなみに日本とハワイの時差は19時間ですので、日本の正午がハワイの午後5時ということになります。

欧州のワーケーションについて

欧州でも、リモートワークはかなり前から推進されています。
「e-work」と呼ばれているリモートワークは若年層の失業対策としても有効で、定まったオフィスに勤務するよりもe-workを好む層から高い支持を受けています。
欧州のリゾート地もアメリカと同様にビジネスセンターやコワーキングスペースが充実したホテルが多いので、自宅やオフィスにいるのとまったく同じ環境でストレスなく仕事をすることができて便利です。
言葉に自信のある人は、2ヶ月や3ヶ月などの長期のスケジュールを組んで、ヨーロッパ旅行を兼ねながらワーケーションを楽しむのもおすすめです。
通貨もユーロに統一されていますので、国を移動するたびに換金する必要がありません。